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我が家は2023年の1月現在、築17年になる一戸建て。
その間、水回りのリフォームは一度もしていません。
それでですね、2022年の年末辺りから、台所の蛇口のレバーハンドル部分下(手で左右に動かしてお湯や水を出すレバーの下)あたりから、じわ~っと水が漏れてるよな、ということに気付いたのです。
はい、ココの部分ですね。
こちらから、じわ~っと水が……。
ポタポタなどと音がするわけではないので、気づくのに時間がかかりました。
「あれ? 何か蛇口のところから水が細く流しに続いてるぞ?」
と気づいたのが、2022年の年末です。
じっくり見てみたら、写真の「ココ」部分からゆっくりと水が流れているようでした。
うわー、困った……!
というのが最初の正直な感想。
そして次に来たのが、あああ、面倒臭い!でした。
これ解体しないとダメよね……多分内部部品の劣化だもんね……そりゃ17年も経ってりゃ、ゴムも劣化するもんね……。
そう、うんざり考えました。
だけどそのとき、レバーを左側(お湯が出る側)へ回してみたんですよ。
そしたら止まった!!!
やった!(*‘∀‘)♪
めちゃくちゃ対処療法ではありますが、普段使わないお湯の方へレバーを回せばとりあえず水漏れはなくなるようです。
じゃ、とりあえずこのままで……。
また来年考えるわ。
まったくよろしくはないのですが、私は家族に「水使ったらレバーこっちに向けといてね~、水漏れしてるみたいで、こっちやったら止まるから」と話し、それで終わりにしておりました。←面倒臭さのあまり、にわか「臭い物には蓋」主義者に転身
で、来ました2023年。
今度はレバーが左(お湯サイド)へしてても水漏れするように!(;´Д`)oh!!
……まあ、そりゃそうよね。
仕方ないので腹をくくり、夫が休みの火曜日に蛇口を分解してみることにしたのです。
何やかんやとDIYしているので、修理人を呼ぶという考えは我が家にはあまりありません。
トイレが大逆流!! とかならすぐ諦めてプロを呼ぶけど、そうでない限りは。
今回もシンクが大洪水! とかではなかったので、自力で修理を選択。
蛇口の分解は初めてなのでワクワクしてましたよ( *´艸`)
レッツ・DIY! 蛇口内部の部品交換をしよう
はい、では分解していきましょう。
まったく掃除をしていないので、写真には水垢やらその他不快なものがうつっているとは思いますが、ご了承ください。
すみません。
掃除してから写真撮れよ、と後で自分で突っ込んでおきましたので……何卒。
①水栓を止める
まずはシンク下の水栓を止めましょう。
シンク下、こんな感じになっております。
このホースのところには水を受けるバケツ? 入れ物? がありますが、それは取り去った後の写真ですね。
右側の蛇口が水、左側の蛇口がお湯でした。
ここをしっかり閉めます。
②レバーのヘッドを外す
一番上の蓋は細いものをひっかければ外れました。
取扱説明書によれば、ここは「レバーキャップ」です。
キャップを外すと固定ビスがあったので、ドライバーを持ってきて外します。
これでレバーハンドルが外れるので、ぽんと手で抜きましょう。
するとこんな感じ。
この四角い棒を動かして、水を出したり止めたりしているわけですね。
ちょっと調べたところでは、ここ、この「セラミックバルブ」が経年劣化しているのではないか、ということでした。
なのでそこまで分解します。
③化粧リングと固定ナット、セラミックバルブを取り外す
まずは化粧リングを右回しにして取ります。
うわー、汚い……。
我ながら何と汚いシンクなのだ!
すみませんねえ、お目汚しで……。
さて、化粧リングはすぐに外れますよ。
問題はその下にある、バルブ固定ナットです。
これは硬いうえにサイズが微妙なので、レンチが必要~!
でも大丈夫。
我が家にはこのようなレンチがあります。
私は単に「あの偉そうなやつ」と言いますが、夫いわく「モンキーレンチ」です。
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これを使ってナットをゆるめ、全体を外します。
はい!
出てきました。
本日の主役「セラミックバルブ」さんです!
ここの劣化による水漏れだと見当をつけているので、外して形を確認し、新しいものを購入しましょう。
外したあとはこんな感じ。
我が家のシンクは、株式会社タカギの「JA1000シリーズ・みず工房EXワンホールタイプ」というものらしいです。←取説見た
しかし困ったことにですね、さすが17年前のシンク、ホームセンターでは部品が売っていませんでした。
困ったときのAmazonを発動し、台湾へ注文。
新しいものが届きましたよ( *´艸`)ネット便利ー!
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④セラミックバルブを取り換える
届きました、部品!
2週間半かかるとのことだったのでうんざりしていたのですが、何と1週間で到着!
素晴らしい、ありがとうございます!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
その間は仕方なく古いものを組み立て直していたので、水漏れ対策として夜間は一々水栓を閉めるってやってたんですよね……。
面倒臭かったです。
でもその日々もさよーならーあ!
はい、右が古いもの、左が新しいものです。
これを取り付けます。
穴にちゃんとハマったときは、感覚でわかりました。
以前のものは劣化してしっかりハマってなかったのでしょうかねえ……。
⑤部品を元に戻す
セラミックバルブが入ったことがわかったので、今度は逆に部品を取り付けていきます。
他の部分も弱くなっているだろうことから、あまりきつく締めないようにしてもらいました。
レンチ君大活躍!
そして、完成です!
内部が1つだけ新しくなったシンクの蛇口!!
付け替えたあと、ドキドキしながら水栓開けて、ワクワクしながらレバーを上げてみたところ……。
水漏れなしっ!!!
ヒャッハー!(*‘∀‘)/////💛
やった、ここ数週間のハラハライライラが解消されるぞ!!
水側にしてもお湯側にしてもトロトロとした水漏れはしておりませんでした。
いやあ、すごいなあセラミックバルブ!
君でシンクを快適に使えるんだね。
今までありがとう(古い方)、これからもどうぞよろしく(新しい方)。
今回かかった費用は、新しいセラミックバルブ代1,560円でした。
蛇口の分解は初めてでしたけど、楽しかったでーす。
でも次に何か壊れたら……もう台所全体のリフォームが必要だな、多分……。